Rockbox -4ページ目

Bon Jovi - Livin' on a prayer

Bon Jovi - Livin' on a prayer
slippery when wet 収録
言わずと知れたBon Joviの代表曲。
自分自身にとっても生涯Best5に入る曲です。

まだ周りに洋楽に詳しい人が少なかった中学時代、

テレビで耳にしたこの曲を手に入れたくて苦労した記憶があります。


いつ、何度聞いてもこの曲の魅力は色褪せる事はなく、Rockの持つ魅力、

Bon Joviというバンドの凄さを再確認するばかりです。


Bon Joviの若いファンは意外と知らない人が多いのですが、

「It's my life」 はこの曲のpart 2 なのです。

歌詞と曲の構成からもよくわかると思います。

1986年のBon Joviと、2000年のBon Jovi。

比べてみるのも楽しいかもしれません。


Bon Jovi史上のみならず、Rock史上に残るこの名曲。


こういう曲に出会えた時、僕はこの上なく幸せです。

ANDREW W.K

アンドリューW.K.
パーティー・一直線

ご存知の方も多いかと。兄貴です。

UK出身の酔いどれロッカー・アンドリューW.K.の2001年発表のこの作品は、聞けば誰もが明るくなる、そんなアルバムです。


音楽性は、メジャーキーを多用し、ポジティブで明るいメロディをともなった疾走ハードロック。

能天気、暴走、パーティー等のキーワードで語られがちな彼ですが、外れてはいません(笑)。

それでいて、明るい曲調の中にも切ないメロディを織り交ぜることを忘れないところなど、繊細というか、懐の深さを感じます。


驚異的なまでの明るさ、エネルギーは、落ち込んだ人間の心の奥底に隠れてしまったポジティブな感情を無条件に引き摺りだしてくれます。というか、落ち込んでいた事がバカバカしくなるくらいこのアルバムはバカバカしく、楽しいのです。


それでいて聞き応え充分。


おそるべし、アンドリューW.K.!

Eminem

111  
EMINEM (HP) 
14,5年ほど洋楽のRockを中心に聞き続けてきた僕にとってHip Hopというのは全く馴染みの無いもので、 特にメロディ至上主義者の自分としては、ぶっちゃげ「音楽としてありえない」ぐらいの存在でした。今でもHip Hopが大好きという訳ではありませんが、その良さの一部は理解できるようになったと思っています。なので、きっかけとしてEMINEMを聞いたのはやっぱり大きかったかなと。

ご存知の通り、声に黒人ラッパーが持つねっとり感が無く、メロディアスなフレーズをバックに独特のラップを聞かせるというパターンが多い彼のスタイルは、非Hip Hopリスナーにとっても聞きやすいものです。静かで美しいstanやAerosmithのDream onをサンプリングしたsing for the momentなどは一般向けの楽曲ですし、loseyourselfなんかはかなりRockに近い作りになっています。そういう曲で間口を広くしておいて、without meの様な彼独特の楽曲で自分の世界に引き込むという感じです。

彼をきっかけにHip Hopにハマったという若いリスナーも多いんじゃないでしょうか。

Enigma

Enigma
Enigma 3: Le Roi Est Mort, Vive Le Roi!

寝つきが悪く、眠りの浅い僕にとっていかにスムーズに眠りにつくかというのは結構大きな問題。寝酒と共に、うるさくない程度に音楽を流してます。特にここ4、5年ぐらい重宝してるのはenigmaの3rdアルバム「le roi est mort,vive le roi !」。

全体的にゆったりとした流れで静かな雰囲気のこのアルバムは、何も考えたくないときやボーっとしたいとき、そんな精神状態によくはまります。


個人的にはenigmaは単なるヒーリングミュージックではないと思ってます。

何故なら彼の楽曲は、静的なアプローチをとりつつも、聞き手の精神をリフトアップさせる

楽曲が多いからです。

この辺りの解釈は人それぞれですけど。


あなたは寝るときにどんな音楽聞いていますか? ・・・などど聞いてみる。

1週間遅れのGW

特に何をする訳でもなく、家でゴロゴロな連休です(3日間だけど)。


最近は昔に比べてハウスやダンス系をを良く聞くようになりました(踊れないけど)。

女性ヴォーカル入りの曲が好きなので、benassi bros.とかdata recordsものとかを良く聞いています。


Eric Prydz
Call on Me

力強いメロディの乗ったオススメのdance系があれば、是非教えて下さいです。

Dimension Zero

Dimension Zero
SILENT NIGHT FEVER
最近、ソフトな音楽ばかり聞いていたので久しぶりに刺々しいのもいいかなと。
Dimension Zeroは北欧が誇るメロディックデスメタルバンドの重鎮、In Flamesのギタリストであるイエスパー・ストロムブラードが旧知のメンバーと結成したバンド。今作は、1stミニアルバムに続く、初のフルレンスアルバム。音楽性はかなりアグレッシブでデスメタル寄りのスラッシュメタル。鼓膜を切り裂いていくかのようなギター、暴虐的という言葉がぴったりのリズム隊、ポジティブな感情を一切配した吐き捨てヴォーカルはかなりブルータル。それでいて、曲によってはわかりやすいコーラスを備えているものもあり、あくまで硬派で一本気なスタイルを貫いていながらも表現力は充分。
強烈なリフで始まる①=silent night fever、ブラスト全開のイントロから疾走する激走チューン②=the murder-inn、そして、④=your darkest hour、⑤=not even dead、⑥=they are waiting to take usと至高のメロディックデスラッシュ3連発で早くも聞き手の息の根を止めてくれます。その後も容赦の無い楽曲が続き、最後は日本盤ボーナストラックの⑩=helter skelter(Beatlesのカヴァー)で締めて、全10曲35分で抹殺完了。
限界に達した狂気が放出する激情は、まさしくメロディックデスラッシュの真髄。聞き慣れない人には苦痛でしかないこういった音楽も、一度憑りつかれてしまうとなかなか離れられない魅力を秘めているものです。

SKID ROW - I remember you

Skid Row
Skid Row
Skid Rowは89年にデビューしたアメリカのバンドです。あのjon von joviに見出されたということで話題になりました。「skid row」はそんな彼等の1stアルバムなのですが、その中に収められているのが今日紹介する「I remember you」です。アコースティックギターの静かなイントロから始まるこの曲は、進むにつれて、繊細でいて力強く、ラフでいて美しい声を持つvo.のセバスチャン・バックの魅力が充分に発揮されるドラマティックな曲へと変わっていきます。「live for your smile」「die for your kiss」等クサクサの歌詞満載なのですが、彼の歌唱の素晴らしさがこの曲に上辺だけではない命を吹き込んでいると思います。特にギターソロ後の最後のコーラスでの彼の熱唱は素晴らしいの一言で、この曲が彼等の人気を決定付けたと言っても過言ではないでしょう。80年代後期から現在に至るまでの数多くのロックバラードの中でも最高峰の楽曲の一つだと思います。この1stアルバムや、全米1位を獲得した2ndアルバムは、他にもいい曲を沢山収録しているのでとてもお勧めなのですが、やはりこの曲の存在感は彼等の全キャリアを通してみても、飛び抜けていると思います。特に若い子達に聞いて欲しいな~と思います。マジでこの曲1000回は聞いたよ・・・。

Harem Scarem

Harem Scarem
Higher
久しぶりの更新ですね。今日紹介するHarem Scaremは、カナダ出身のロックバンドで、そのメロディックなスタイルは日本でも多くのファンを獲得しました。彼等の代表作と言えば93年にリリースされた2ndアルバム「Mood Swings」だと思うのですが、今回はより多くの人にとって聞きやすいであろう&完成度も充分に高いということで、この03年リリースの「Higher」を紹介したいと思います。日本でのデヴュー当時は技巧派ハードロックバンドとして鳴らした彼等ですが、現在の音楽性を一言で表すならパワーポップということになるのでしょうか。耳に心地よいギターサウンド(控えめだけど上手い)と、さわやかでフックのある分厚いコーラスはとても印象的です。ゆったりとしたテンポの①=reachから始まるこのアルバムは、湿ったヴォーカルのメロディラインが聞き手の心にじんわり響いてくる②=waited、⑤=higher、明るくポップな③=torn right out、④=give it to you、⑥=run and hide、まるで3部作のようなメロディックロック3連発の⑧=rise、⑨=gone、⑩=lost、そして荘厳な雰囲気をもつ日本盤ボーナストラックの⑪=wishingで幕を閉じます。以前のように派手で時に複雑な、いかにもハードロックという曲は見当たりませんが、シンプルでポップそれでいて時にドラマティックな曲作りと、捨て曲の無いアルバム作りには、紆余曲折を経てベテランの域に達した彼等の円熟の味わいを感じずにはいられません。このアルバムには、もし、今人気の若手アーティスト(例えば、the calling、hoobastank等)の曲として発表したら必ずやヒットすると思われるような曲がいくつも収められています。ポップ&メロディアスな音楽が好きという人には、とてもオススメ出来るアルバムです。

Bad English

Bad English
 Backlash(試聴あり)
切ない・・・このアルバムを一言で表現するならこの言葉が一番適切かなと。決して暗いわけではなく、あくまで切ない。このBAD ENGLISHは、元JOURNEYのギタリストニール・ショーン、元BABYSのジョン・ウェイトを中心に結成されたバンドで、この「Backlash」は1991年に発表された2ndアルバムです。明るく始まる①に続いて、極上のハードポップチューンの②、アダルトな雰囲気の③、メロディが心に沁みるバラードの④という流れはベテランの貫禄充分。特に、少しハスキーで繊細な声質を持つジョン・ウェイトのヴォーカルは、切ないサビを持つミドルテンポの⑥、JOURNEY風のバラードの⑦や⑨などでその魅力を遺憾なく発揮しています(個人的には最も好きなヴォーカリストの一人です)。ロックはあんまり聞いたことないんだよね・・という人にはぜひ聞いて貰いたいアルバムです。「when I see you smile」が全米No.1に輝いた1stアルバムも併せてオススメです。

ANGRA - Carry on

Angra
Angels Cry

今日のこの一曲は、ブラジル出身のメロディック・ヘヴィメタルバンドANGRAの1stアルバム「Angels cry」に収録されている「Carry on」です。この曲は90年代のメロディックメタルを代表する曲の一つで、強烈なメロディを持つサビを聞いた瞬間、誰もがガッツポーズするに違いありません(ポジティブな歌詞もgoodです)。アルバム全体の出来も良いのですが、それ以上に存在感が別格の為、「この一曲☆」にしてみました。爽快感、開放感といった強烈なカタルシスを聞き手に与えてくれる一撃必殺なこの曲は、rockを聞く人であろうと聞かない人であろうとほんとにオススメです。レンタルショップとかにでも結構置いてあるので、是非一度聞いてみて下さい(ヘッドフォン利用&爆音で...)。