ANDREW W.K
- アンドリューW.K.
- パーティー・一直線
ご存知の方も多いかと。兄貴です。
UK出身の酔いどれロッカー・アンドリューW.K.の2001年発表のこの作品は、聞けば誰もが明るくなる、そんなアルバムです。
音楽性は、メジャーキーを多用し、ポジティブで明るいメロディをともなった疾走ハードロック。
能天気、暴走、パーティー等のキーワードで語られがちな彼ですが、外れてはいません(笑)。
それでいて、明るい曲調の中にも切ないメロディを織り交ぜることを忘れないところなど、繊細というか、懐の深さを感じます。
驚異的なまでの明るさ、エネルギーは、落ち込んだ人間の心の奥底に隠れてしまったポジティブな感情を無条件に引き摺りだしてくれます。というか、落ち込んでいた事がバカバカしくなるくらいこのアルバムはバカバカしく、楽しいのです。
それでいて聞き応え充分。
おそるべし、アンドリューW.K.!