Garactic Cowboys
- Galactic Cowboys
- Space in Your Face
ヘヴィな音なのにサビはキャッチー。
そういう音楽的なギャップを持ったバンドが最近は人気です。
とはいえ、そういう音楽は今に始まった訳ではなく、
今から10年以上も前にもそんなバンドはいた訳です。
ただそれが時代の求めるものにマッチしなかった・・・のでしょうか。
Garactic Cowboysのこのアルバムも非常に高品質ですが大ヒットとはいきませんでした。
ただ、もし最近のロックが好きなあなたがどこかの中古CD屋や
レンタルショップで彼等のCDを見かけたら是非手にとって欲しいなぁと思います。
デビュー当時は METALLICA meets BEATLES と 言われた彼等。
ゴリゴリしたイントロで始まりつつも、サビはショートケーキのように甘く、
メロディをィより一層際立たせるコーラスワークもなかなかのものです。
特に②=you make me smile, ③=I do what I do, ⑦=No problems 等の疾走感のある曲は彼等の真骨頂。
そういった曲をミドルテンポの佳曲やバラード調の曲で繋ぎながらこのアルバムは進んでいきます。
硬さと甘さの振り幅が非常に大きい彼等(とはいっても闇雲な轟音バンドとは違うのでご心配なく)。
③曲目の始まり方とサビのメロディは同じ曲とは思えません(笑)
今の時代に、レコード会社がそれなりのプロモーションをして売り出せば結構いいとこ行くんじゃないかな・・
などど久しぶりに彼等のCDを聞きつつ思うのでした。